原因
1.歯の萌出不全(歯が短く歯茎が長い状態)タイプ
2.上唇周囲の筋肉の動きが影響しているタイプ
3.骨格タイプ
4.複合タイプ
これらの診断には、口元だけでなくお顔全体を見たときのバランス、側面から見たレントゲン画像や、時にはCTによる3D画像分析が重要になります。
それぞれ状態によって治療法が異なります。
1.萌出不全に対して→歯を本来の長さまで露出させる歯周外科処置(歯冠長延長術)
歯茎の長さをより多く短くしたい場合や、歯並びや色、形も変える
場合はセラミックを併用します
2.筋肉の動きに対して→筋肉を糸で引っ張り動きを制限する方法
筋肉を切断し必要最低限の筋肉量にする方法
上唇裏側の粘膜を除去し縫い付ける方法(粘膜切除術)
いずれも外科処置となります。
また、この症状の場合には対症療法があり、筋肉にボトックス注射をして動きを制限すること
も可能です。
3.骨格によるものに対して→インプラントアンカーを併用した歯列矯正
インビザライン矯正
骨切り手術
4.いずれかの処置を併用します
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